前日の穏やかさと、仕事を引き受けた緊張感で、いい感じだった。
なのに、また些細なことでガーンと落ち込み、迷いが生まれた。
以前、勤めていた中学高校の学園祭のチケット。
家族もいるし、行く気もなく、いただいたまま封筒も開けずにいたけれど、ふと昼前くらいに何気なくその封筒を開けた。
くださった先生からのメッセージの最後の一文で気持ちが揺れた。
「あの子達が最後に過ごす学園祭です」
あの子達とは、私が教えた当時中2の子供たち。
今や高校三年生。
その一言で、やっぱり行ってみようか?
と揺れた。
でも、3時まで。そして、既にお昼も準備中。
夫はどうする?子供達は?
などと迷う要素でいっぱいいっぱい。
結局、3時まで頭がそのことでいっぱいで、何も手につかないいつもの状態。
ふう情けない。